首都高速道路の路線図
首都高速道路は「首都高速」「首都高」と呼ばれている首都圏を中心とした高速道路のネットワークです。
首都高速道路は複雑で難しいイメージがあります。
入り口や出口、ジャンクションなど、路線図を把握しておかないと、初めての場合、間違えてしまう事も多いと思います。
このページでは間違えないために必要な言葉や知識などを紹介していきます。
まず、首都高速路線図の地図の印刷は以下の「首都高ドライバーズサイト」からダウンロード可能です。
こちらのPDFファイルは解像度の高いものと低いものの二種類がありますが、サイズが違うのみです。
路線図ダウンロードは→コチラ
また、本の方がいつでも開けるため、慣れている方はこちらのが便利かもしれません。
こちらには首都高速道路のみではなく、全国の高速道路の路線図とサービスエリアなどが載っています。
首都高速路線図C2とは
(首都高のミカタより~クリックで拡大可能です)
首都高路線図を理解する上で、「C1」、「C2」、という言葉が出てきます。
「C1」、のうち、CはCircle(サークル)の略です。
このサークルは環状線、と呼ばれています。
それに対して放射状に広がっている路線が放射線、と呼ばれています。
この「C1」は都心環状線の事であり、上記地図内では真ん中にある小さな円の部分になります。
そして「C2」は首都高速中央環状線の事であり、上記地図では外側の大きな円部分が該当します。
イメージとしては山手線のような感じで、内回りと外回りがあります。
ジャンクションはJCTなどと略されます。
路線は数字に表示されているため、何号線かを意識していれば大丈夫です。
間違えずに首都高速道路を走る場合には、出入り口、そして路線名とジャンクションをチェックしておけば良い、という事になります。
ただし、首都高は出入口として、左側だけではなく、右車線からの入り口や出口もあるため、注意が必要です。
上記に掲載した地図にはその道路の出入り口が右側か左側かも確認が可能になっています。
補足:都心環状線内に、東京高速道路株式会社線、KK線、と呼ばれる無料の道路区間があります。なぜかそこだけ無料ですが、特に気にしなくても首都高と繋がっているため、そこに入ってしまったがために再度料金を請求される心配はいらないそうです。
また、首都高速道路、という名前ですが、実は法定速度は都心環状線では時速50Kmだったりします。
実際にはもっとスピードが出ているかもしれませんが、法定速度には気を付けて運転しましょう。
首都高速道路の山手トンネル
首都高速中央環状線(C2)の高松から池袋線(5)、新宿線(4)、渋谷線(3)湾岸線(B)、そして大井ジャンクションまでを繋ぐ日本最長の道路トンネルです。
地底深くを通っているトンネルで、100メートル間隔で非常電話や監視カメラが設置されており、火災対策としては火災報知器、スプリンクラー、耐火構造、また350メートル毎に非常口も用意されています。
この首都高の山手トンネルは50年もの歳月をかけて建設されました。
実際にはトンネルではなく、高架式などを予定しており、それが決定まで至らず、トンネル案になり、その後も建設決定まで多くの時間がかかったのでした。
最後の開通は2015年3月で、この山手トンネルからそのまま東名高速道路などに乗れたりするため、今では非常に便利な道路と言えます。
首都高道路のリアルタイム情報
首都高速道路の交通状態や、リアルタイムでのルート検索、またそれらを確認出来るアプリなども公開されています。
また、ここから、工事予定や交通規制の情報、料金案内も確認が可能となっています。
リンクはこちらです。
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