結婚式の招待状の返信の書き方
結婚式の招待状を受け取った際、返信の仕方で迷った経験は誰もがあると思います。
返信メッセージをどうやったらマナーに沿った書き方になるか、またはどうしても抜けられない予定があって、欠席しなければならない時の返信の仕方、テンプレートや例文を参考に書きたくなると思います。
大の親友でも、改まった案内状が来ると、いつもの会話のようなノリではメッセージは書けないですし、ここはしっかりとしたマナーに乗っ取った返信をしたいところですね。
結婚式の招待状の返信の書き方について、紹介したいと思います。
結婚式の招待状の返信のマナー
基本的には気持ちが伝われば良いものの、幾つかのマナーが存在します。
基本的には縦書きでも横書きでも同じです。
1.「出来る限り早く返信する」
まず絶対大事なのが、これです。
結婚式は招待客によって予算も変わってくるため、早く返信しないと結婚式のプランニングなど、準備自体に影響を与えてしまうからです。
スケジュール調整が必要ですぐ分からない場合にでも、それをまず先方に伝えるようにしましょう。
2.「宛名の下を変更する」
返信ハガキの宛先には新郎新婦の名前が記されており、
その名前の下に「行」または「宛」になっている場合に、
その文字を二重線で消して「様」を書き加えましょう。
3.「出欠席の返信にも文字を加える」
返信ハガキに「御出席」「御欠席」を選ぶところがありますが、
これを丸で囲むだけではなく、「ご・ご芳・御・御芳」等の文字を二重線で消して、文字を付け加えます。
また、出席する際には欠席を、欠席する際には出席を二重線で消しましょう。
「謹んで出席させていただきます」等の文章になるようにしてください。
欠席の場合の例文としては
「ご結婚おめでとうございます。残念ながら所用のため、お伺いすることが出来ず申し訳ありません。 お二人の幸せを心からお祈り申し上げます。」
と、お詫びのメッセージを添えましょう。
4.「自分の住所は都道府県から記載する」
例え、同じ町に住んでいても、都道府県から書くのがマナーです。
5.「メッセージを添える」
何か一言、メッセージを添えましょう。
6.「家族や夫婦など連名で出席する場合には全員の名前を記載する」
招待状の宛先が「ご家族様」になっている場合にも
出席者全員の名前を書きましょう。
一人だけで参加する場合には、その旨をメッセージに書きましょう。
自分が参加出来ずに代理人を出席させるのは失礼にあたります。
その際には欠席を伝えるようにしてください。
また、招待されていない家族を連れて行くのも失礼になります。
また、最近ではイラストを描く事も流行っていますが、
親しい間柄のみにしておきましょう。
結婚式招待状のメッセージの例文
基本的には簡潔にお祝いのメッセージを書けばよく、
友人でも親戚・親類でも、上司でも同じです。
その結婚する新郎新婦との距離感で判断して書けば良いです。
そうは言うものの、いざ書こうとすると迷ってしまうと思います。
簡単ですが例文を載せておきます。
例①
ご結婚おめでとうございます。
お招きいただきありがとうございます。
喜んで出席させていただきます。
例②
このたびはご結婚おめでとうございます。
ご丁寧なご案内を頂きありがとうございました。
~さんの花嫁姿を楽しみにしております。
例③
ご結婚おめでとうございます。
慶んで出席させて頂きます。
お二人の末永いお幸せをお祈り申し上げます。
基本的には以上のような例の通りですが、もっとフランクな関係、親しい関係性なら、かしこまらずに普段の言葉をメッセージにしてあげても良いでしょう。
最低限のマナーだけ守れば、あとは祝福の気持ちが伝われば言うことなしです。
マナーに関する本、一冊あると便利ですよ。