ケーブルテレビの料金と種類
ケーブルテレビ、と言っても日本全国には非常にたくさんのケーブルテレビ事業者が存在しています。
ケーブルテレビの定義はケーブルを使った有線放送ですが、純粋にその有線放送の放送内容や料金、サービスだけでは比較しづらく、地域別に多くの業者がいるために、場所が違えばまた違う検討すべき内容が出てきてしまいます。
それどころか、インターネット回線として見ると、光回線と比べて料金や速度などの比較も出てくるために、選ぶのがなかなか難しいと言えます。
関東だけで数えても90近くの事業者がいます。
まずは自宅で使用が可能なケーブルテレビ事業者と光回線の料金と速度、番組内容を確認したいと思うでしょう。
ところがケーブルテレビは実は以前には国の認可事業だったために、国の方針で一つの地域には一つの事業者しか事業を行えないことになっていました。
そのため、実は住んでいる場所のケーブルテレビ業者は一つのみで、そことインターネット回線だけを調べれば比較検討できることになります。
そうは言っても、地域によっては視聴内容から番組表、工事費、月額料金など場所によって(事業者によって)全く違うため、一概にケーブルテレビが良いかどうかは分からないのが実情です。
現在のお住まいから使用可能なケーブルテレビ業者を調べるにはこちらの「日本ケーブルテレビ連盟」のケーブルテレビ事業者紹介から検索可能です。
→こちら
お住まいの地域別ケーブルテレビ事業者の中から
・専用チャンネルに好みのものがあるかどうか、
・チャンネル数はどれだけか、
・インターネット回線の速度はどのくらいか
・料金は幾らか(初期工事費を含めて)
・複合サービスは何か
を考慮して選ぶと良いでしょう。
ケーブルテレビのjcom
ケーブルテレビの事業者の中でも全国区で有名と言えるのはJ:COM(ジェイコム)です。
J:COMはジュピターテレコムのブランド名で北は北海道の札幌から、関東、関西、南は九州まで子会社のケーブルテレビ局を展開しています。
Jcomは電柱からのテレビ配線用の同軸ケーブルを使用しているために、ケーブルテレビの特徴でもありますが、契約した際にインターネット回線だけのみならず、複数のサービスを受けることができます。
その複数のサービスの中にスマートフォンと連動したものもあります。
これはjcomがKDDI株式会社の子会社の関係から、auのスマホで更に便利に使えるサービス「auスマートバリュー」割引なども適用されるようになります。
ジェイコム単体で考えると少し高い印象もありますが、auのキャリアを使用している場合にはお得になると言えます。
また、KDDIの回線を使った「J:com Mobile」というスマートフォンとSIMをセットにしたMVNOサービスも展開しています。
それどころか最近では電力会社としても名乗りを上げており、J:COM電力で契約することで、毎月の電気代もJ:COMのサービス利用料も割引になります。
テレビとインターネットと電力とスマートフォンを一度に全部契約出来るので、結果的に安く手間も省くことができるので検討してみる価値はあるでしょう。
専門のチャンネルは92チャンネル以上、インターネットも速度別に料金が分かれています。
見たいチャンネルがハッキリしている場合にはスカパーも視野に入りますが、いろいろ見たい人にとっては良いでしょう。
ジェイコムの番組表はこちらになります。
ケーブルテレビとスカパー!の違い
ケーブルテレビとスカイパーフェクトTVの差が分からない方も多いかもしれません。
ケーブルテレビはあくまで有線放送ですが、スカイパーフェクトTV(SKY PerfecTV!)はスカパーJSATグループの有料多チャンネル放送サービスで、CSデジタル放送(衛星基幹放送)になります。
ケーブルテレビのように多くのチャンネルを選べるのとは違い、1チャンネルから契約することが出来ます。
見たいチャンネルがハッキリしている場合にはスカパー!も選択肢として良いでしょう。
ケーブルテレビとスカパー!と光回線の違いと選び方としては、光回線はインターネットのみ、スカパー!はチャンネルを選んで契約する、ケーブルテレビはそれらの複合と考えて良いでしょう。
イッツコムケーブルテレビ
「イッツコム(iTSCOM)」はイッツ・コミュニケーションズ株式会社のサービスで東急グループ傘下で東急沿線エリアで事業展開しています。
主に東京都と神奈川県で展開しており、公衆無線LANを東急線各駅で用意しています。
やはりジェイコム同様、様々なサービスを展開しています。
専門チャンネル56chに電気(東急でんきのイッツコムでんき割)もMVNOのSIMサービスも電話もインターネットもまとめて用意されています。
イッツコムの公式サイトはこちらです。