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書道を大人から始めるならチェックすべき5項目【保存版】

大人から始める書道は自分の目指すものを明確にする方が良い

自分の字にコンプレックスがあったり、美文字に憧れて書道を始めようと考えている人はいませんか?

大人になってから何かを始めようとするのは良いことです。

しかし、いくつもの選択肢や未来を夢見ることができる子供とは違うので、ある程度どういうスタンスで書道をやっていくのか考えてから始めた方が効率がいいと思います。

なぜなら、芸術を学ぶには時間やお金がかかることが多いからです。

1.初心者は書道教室へ行くのが近道です

今まで一度も書道を習ったことがない人は書道教室へ行く方がよいでしょう。

どんな習い事でも最初は独学よりもその道のプロに基本を教わった方が上達が早いからです。

間違った方法で覚えても上達はしません。

書道教室を探すポイントはいろいろありますが、その中でも重要なことをいくつか挙げます。
・まずは初心者を受け入れてくれる教室かどうか
・入会金や月謝など金銭的な事が許容範囲かどうか
・スムーズに通える場所にあるかどうか
・教室の師範の書道(文字)が自分が目指したいものかどうか

あとは口コミでその教室に何か問題がないかどうかが調べられたら参考にできます。

2.書道家を目指すつもりがあるのか

さて、大人になってから書道を始める理由は何でしょうか。

おそらく今大人と言われる世代の人が子供の頃には、書道は地味な習い事というイメージがまだまだ大きかったのではと思われます。

近年は書道家がテレビに出たり、SNSで活動を報告したりと書道家の露出が増えて親しみやすいイメージを持たれています。

書道パフォーマンスもメディアなどで取り上げられたり、昔と違ってアクティブでかっこいいイメージになっています。
高校生による書道パフォーマンス甲子園も開催され、華やかさや楽しさも感じられます。

さて、そんなアクティブで華やかな書道を大人になってから始めたとして、行きつく先はどこなのか考えていますか?
ストイックに修行をして書道家になることもできますが、芸術を極めるとなるとなかなか大変です。

3.目指すものとどういうスタンスで筆を持つのかでかかるお金も変わってくる

書道を本格的に始めようとするならば、初心者はまずは書道教室が近道だと述べました。
すると書道教室に行くには毎月の月謝や書道会に入会する場合入会金や書道会から送られてくる書道手本の代金が発生します。
また、本格的に修行をするのであれば、書道師範を目指すべく段位取得にはげむことになるため、段位取得や師範試験や免状の取得などにもお金がかかります。

作品を制作する製作費やコンテストのための参加費などとにかく想像以上に出費が多いものです。
最初から、ただきれいな文字を書きたいだけ、趣味程度に自宅でちょっと筆を使ってみたいだけというつもりなら、最低限の道具をそろえてコツコツ自分で練習することもできます。

4.独学で書道を始めるための書道セットと書道筆の選び方

今更書道家になるつもりもなく、書道展に作品を応募するつもりもなく、いざというときに書道をたしなんでいたら役に立つ程度でよければ、

お金もさほどかけずに、書道を始めることができます。

道具は何をそろえればいいのか迷った時は、文房具屋さんやホームセンターにある小学生用の書道セットがおすすめです。

最近の書道セットはオシャレなバッグに入っていたりして、コンパクトなものもあります。大人向けの書道セットより安価なので初心者には十分です。
ただし、セットに含まれている筆はオススメできません。筆だけは別で購入しましょう。

 

筆の種類は大きさ、長さ、穂に使われる毛の種類で多種多様にありますが、

初心者向けにざっくりと説明するならば、羊毛はやわらかくその他の動物の毛は堅く弾力があります。

羊毛を柔毫筆、獣毛を剛毫筆と呼び、その二つが混ざったものを兼毫筆(けんごうひつ)と呼びます。

この兼毫筆は柔らかさと硬さのバランスがよく初心者向けです。

柔らかい筆は初心者には扱いにくく、だからと言って硬い筆を使うと伸びやかな線が書けずに、上達しにくくなります。

価格的には最低でも2000円以上の物を使う方がよいでしょう。慣れてくればどんな筆もある程度使いこなせるようになってきます。

5.無料で書道手本を手に入れる方法

書道会に入会したり、書道教室でもらうお手本は有料です。

しかし今はネットで無料でお手本を手に入れることができます。ネットで「書道手本 無料」と検索するといくつもヒットします。

書きたい文字を入力して書道手本調に表示してくれるサイトもあります。

ネットでお手本を探すメリットは、自分の好みの文字を選べることです。

筆文字は同じ文字でも書く人によって、その文字の特徴がかわります。自分がこんな風に書きたいと思う書き方のお手本を探すことができます。
お手本は「それを真似するもの」ですから、真似したい文字を真似すればいいのです。

百聞は一見にしかず

アート書道やデザイン文字、まったく文字の片鱗がない絵のような書道など、ちゃんと文字をかけなくてもできるんじゃないかと思うかもしれません。

実際に普通の文字は苦手としながら、絵のような書道をされている方もいらっしゃいます。

しかし、特別に芸術的なセンスがない限り、やはり基本は大事です。

まったくの初心者はまずは書道教室などで、筆の持ち方と運び方を学んでから独創的な世界に足を踏み入れる方が、上手くいくと思います。

実際に筆の動かし方を間近で見た方が書道の繊細さが分かるからです。

Shinanyaku:
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