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歌舞伎座の座席表とチケットの種類

歌舞伎座の概要と昼夜公演

歌舞伎座は松竹株式会社の直営で運営されてきた歌舞伎劇場です。
場所は東銀座にあります。
1889年に西洋風の劇場として建設されたものが第1期で、1700名の定員でした。
現在の歌舞伎座は第5期であり、2013年に作られた複合ビルで、収容人数は1964人で、別名「歌舞伎座タワー」とも呼ばれています。
歌舞伎座のギャラリー他、食事処、お土産グッズ売り場、屋上など利用ができるようになっています。

普段見ている方は知っているでしょうが、公演内容は毎月演目が変わります
月の初めの方に初日を迎えてから千穐楽まで25日間毎日行われます。

昼の部と夜の部に分かれており、昼の部は午前11時から
夜の部は16時半からとなっており、4時間半~5時間ほどの公演になります。
そのため、弁当を持参するか、中の食堂を利用することになります。
1階の桟敷席専用の桟敷弁当、というものもあります。

 

大阪の歌舞伎座

大阪にも歌舞伎座があり、東京の歌舞伎座よりも大きな劇場でしたが、戦後にこの大劇場の維持が困難になり閉鎖されました。
その後、「新歌舞伎座」が難波に建設されましたが、歌舞伎は行われず、演劇や歌謡ショー、ミュージカルなどを中心に使われる劇場となりました。
大阪で歌舞伎を楽しむ場合には、道頓堀の「大阪松竹座」で年数回公演されています。

 

歌舞伎座のチケット料金と座席表

歌舞伎座のチケットはインターネットや電話で予約して買うものと、当日に買うものがあります。

1964席のうち、1808席はインターネットや電話で予約して購入することができます。
席は「桟敷席」、「1等席」、「2等席」、「3階A席」「3階B席」に分かれています。

この「桟敷席(さじきせき)」、は聞き慣れないと思いますが、簡単に説明すれば、
「ぜいたくな見物席」といったところでしょう。
昔から続いた貴族の祭り見物のための見物席であり、その名残でもあります。

歌舞伎座の両脇に一段高く劇場に対して横向きに設置されており、掘りごたつ式で足元もゆったりしています。
テーブルも用意されており、お茶、おしぼり、そして特別の桟敷弁当のメニューがあります。

この他、「1等席」は1階、「2等席」は2階、となっています。
3階席は遠いと思うかもしれませんが、十分に見やすい席と言えます。

チケット料金は公演によって異なりますが、一例を挙げると以下のような価格です。

  • 1等席 18,000円
    2等席 14,000円
    3階A席 6,000円
    3階B席 4,000円
    1階桟敷席 20,000円

これらの席は「チケットWeb松竹」で購入ができます。
見に行きたい公演を選んで購入できますが、初めにユーザー登録が必要です。

チケットWeb松竹」は→こちら

また、電話でも購入が可能です。
チケットホン松竹」 ナビダイヤル 0570-000-489
(10:00~18:00)
この「チケットホン松竹」で予約したチケットは有効期限7日間で、歌舞伎座、新橋演舞場、サンシャイン劇場、大阪松竹座の各窓口で引き取り可能となっています。

歌舞伎座の当日券

歌舞伎座には「一幕見席(ひとまくみせき)通称:幕見」と呼ばれる当日券があります。
これは上記の通常席の窓口とは異なり、別窓口になります。

この当日券は一幕が500円~2000円程度となっており、好きな演目だけを購入することができます。
もちろん、すべて見ると、合計の金額が通常の3階B席と同じ料金になるようになっています。

幕見席は全てが自由席となっており、通常公演では椅子席約90名、立見約60名、合わせて約150名の定員となっています。

遠しで全て見たい場合には3階B席のが前の列で確実に座れるため、そちらのがお得ですが、4~5時間も時間が取れない時や、気軽に鑑賞したい場合には、この「一幕見席」がお奨めです。

 

歌舞伎座のアクセス

電車の場合には東京メトロ日比谷線・都営浅草線の東銀座駅3番出口から直結。
東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線 銀座駅からも徒歩5分です。

車の場合には住所は以下になります。
〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目12-15

駐車場は「GINZA KABUKIZA パーキング(歌舞伎座駐車場)」、
「松竹スクエアパーキング(ADK松竹スクエア)」、
「タイムズ東劇ビル」が歌舞伎座観劇の場合に1時間分無料で利用できます。
(ただし、幕見席は対象外)

 

歌舞伎座の公演情報とホームページ

歌舞伎座の公演情報は「歌舞伎美人(かぶきびと)」で再来月(三か月分)まで公開されています。
この他、ニュースや歌舞伎のいろはなど、初めての人にも分かりやすく情報が掲載されています。
歌舞伎座に関わらず、新橋演舞場、京都四條南座、大阪松竹座、その他の巡業情報も掲載されています。

歌舞伎公式総合サイト「歌舞伎美人」はこちらです。

 

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